いのちの食べ方



ヤングタンのベースのタカノです。

「いのちの食べ方」という映画を観ました。

僕らが普段食べている肉や野菜がどのように「生産」「管理」
されているかを、余計な言葉もなく淡々と映像にした作品です。
若干グロでもありますが、あまりにも整然と効率的に出来上がった
農場や牧場が、時にアートにさえ見えます。

テーマは統一されてますが、ただ映像の色彩や構図がどう美しく見えるかのみに
こだわっているかのようで、「あとはオマエが考えろ」という内容です。

「こんな命があるんだな。。。」と思いました。
とはいえ、安直に偽善的に
「もうオレは動物愛護の観点から安い工業的な肉は食べない」とは思いません。

じゃあ何をすれば良いか、というと、これは本当に難しいんだけれども。
少なくとも、食卓に出たものは残さないようにしましょうか。
京都の権威ともいえる女将さんも、「お刺身のつまを残す人は出世しない」
と言ってました。
偉い人ほど謙虚、ってやつに近しいかと思います。まずはその姿勢だけでも。