Unreachable
ヤングタンのベースのタカノです。
昨日はヤングタンのレコーディングでした。
6時間かけて、やっと1曲録音が終わるという難産の曲。
ケイさんの日記でガン寝ショットが公開されてたけど、寝ますよ。疲れた。
でも、一つの山場を乗り越えた気がします。
全然話は変わります。
昨年はそれなりにCDも買っていたりしたんですが、
「これは凄い!」という新作は一つもありませんでした。
ですが、今年は早くも打ちのめされたCDが出ました。
レッチリのギタリスト、ジョンフルシアンテの「The Empyrean」というCDです。
一聴しただけでは、地味な作品ですが、
よくよく細かく聴くと、とんでもないです。
21世紀にも「ジョンの魂」と冠しても良いような作品が出てしまった。
イメージは、煉獄界から天上界に向かっていくようなアルバムです。
こんな事書くと中2病みたいだけど、そう思ったんだからしょうがない。
日本盤を買うと、録音の仕方も考え抜かれている様子が分かる
インタビューがついてます。
とは言え、聴きやすいかというと、聴きづらい方だと思います。
歌のメロディーだけ聴いても、いつものジョンほどポップでは無く、
曲というより、アルバムとしての全体像を捕らえないと、
ちょっと分かりにくいかもしれない。
人の好き好きで、素晴らしいと思うから偉い、って事はありません。
でも刺さる人には刺さります。
少なくともオレには、電車の中でこのUnreachableという曲を聴いて
泣きそうになり、ごまかそうと思ってニヤニヤしてみたら、
車中の窓に映るその姿はただの変態であった、
というあまりに苦い経験があるくらいだぜ!気をつけな!