パイパー

野田秀樹の舞台、「パイパー」を観に行った。

火星に移住した人類の話。SFです。



生まれて初めて舞台を観に行ったんですが、とても面白かったです。

ライブですね。泣いた。

群衆による劇もあって、凄いパワーだった。





この芝居の中では、幸せが数値化されて出てきます。

野田さんによると、近頃はいかがわしい数字であふれている、

「東京は世界で住みやすい都市第4位」

「日本の男性は女性から見て世界で98番目」

「あの映画は満足度98パーセント」などなど。

よかれと思いついたであろう数字が、人間を不幸せな気分にさせると。



そして世の中には色々な幸せの追求があり、

何が何でも幸せ、他人より幸せ、果ては強制的な幸せの施しによる戦争まで。



幸せは人間の病である、そうパンフレットに書いてありました。

スゲーな。