ツアー昇れる太陽

ヤングタンのベースのタカノです。
今日はzepp tokyoへ、エレファントカシマシのライブに行って来ました。



「ブルーデイズ」が凄すぎた。

今せっかく新規のお客さんが増えているのに、

こんなとんでもない曲を本気で歌って良いのでしょうか。

凄い。本当凄くて立ち尽くした。

めちゃくちゃ溜めてめちゃくちゃガナッてました。



あまりにもガナッてたので「これ以降の曲大丈夫かー」と

思ってたら、案の定声が出なくなってました。

それでも、あんな凄いブルーデイズが聴ければ、僕は満足です。



全体的な印象は、今日はバンド「エレファントカシマシ」!という感じでした。

先日の武道館では、ミヤジがあまりにも気合が漲っており、

その気迫がライブの空気を全て支配していた印象がありました。



今日はバンドとしてとても格好良かったです。

リズム隊が安定している上に、それぞれの曲の雰囲気を作っていました。

あと、全体的に息もかなり合っていました。

「新しい季節へキミと」のブレイクで、ミヤジが半拍くらい歌をずらしたのに

ピタッと合わせて次の展開に入ったりとか。

そういったゾクッとする箇所が幾つもありました。



数年前は演奏がグダグダになる事も良く見ていたのですが…。

結構いい年になって来たのに、バンドとしてまた次のステージに

成長するというのは、本当に凄い事だと思います。



ミヤジの声があまり良くなかったのですが、

バンドとしてそれを補っている感じがしました。



今のライブはいつもサポートが入っているので、

「昔のエレカシはもういない」みたいな声もありますが、

今日のライブは、バンド「エレファントカシマシ」!だと思いました。



この良い状態で、昔の曲をもっと折り混ぜたライブを聴いて観たいです。

どう生まれ変わるんでしょうか。

野音に期待ですね。

ライブ後、池袋のお上品なお店で食事をしました。
店員さんが小さい声でお喋りになり、
「モフモフモフッ(訳:冷製パスタお持ちしました)」と言っているようにしか
聞こえなかったのですが、「そうかこれがお上品ってやつだな」と理解し、
「モフモフモフッ(訳:お会計お願いします)」と言った所、「えっ!?」って
聞き返されました。お上品とは難しいものです。