1Q84 book3読み終わった

ヤングタンのベースのタカノです。

1Q84 book3を読み終わりました。相変わらず面白くて一気読みしました。読み応えもありました。未読の方もたくさんいると思うので、感想はあまり書きません。book4は出るのか?という事について、思う所をちょっとだけ書こうと思います。

結論からすれば、book4は出るでしょう。だって普通に考えてbook1(4-6月)、book2(7-9月)、book3(10-12月)となったら、1-3月が出ない理由が見つからない。むしろbook5(4-6月)となる方が面白いサプライズですが、そこまで時間軸を捻ったSF展開はやらないでしょう。

では、物語としてbook3は完結していたか?ですが、完結していたとも思います。ただ、続きは書けなくはないです。このまま続ける事も出来るし、別の人間を登場人物に持ってくる、作中作を取り入れる、また違った時間軸の1Q84年になるなど、異なる角度を持ってくることもあり得ます。時間を置いてから発売されたねじまき鳥第3部(元々第2部で終わっていたらしい)が、若干性格が変わった小説になったように、普通には続かないかもしれません。でも普通に続くかも。

ただ、村上春樹は本を3つ挙げるとしたら「カラマーゾフの兄弟」(他2冊はグレートギャッツビー、ロンググッバイだったかと)を入れているので、全4冊となればそれなりのスケールを想定すると思います。カラマーゾフの兄弟の書かれないまま終わってしまった続きは、純粋さの象徴だったアリョーシャが革命家になって死ぬまで、というお話になるはずだったらしいし。既に神とか悪魔とか宗教とかでお腹いっぱいなのに、革命とか政治とかまでだなんて。とすると、もう一つ大きなカテゴリーからbook4が書かれる可能性もあります。まあいずれにしろ、また楽しみが増えたので、1年か2年、気長に待つ事にしましょう。

さて、4月21日はヤングタンソラトネの発売日です。明日にはレコード屋に並んでます。うわー。
今後、曲順に決めた想いや、1曲1曲それぞれがどんな風に誕生したか、僕らが思う聴き所なんかをブログにアップして行こうと思います!


ヤングタンソラトネ」のダイジェスト版

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ソラトネ

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