ソラトネの曲順はどうやって決まったのか
ヤングタンのベースのタカノです。
明日、ソラトネが発売になります。レコード屋は一日早く店頭に並びますので、今日にはPOPなんかが飾られているはずです。いやードキドキするなー。
12cm CD : AG-048 : 定価\2520(税別\2400) : 2010年4月 21日(水)発売 M1. ストロベリーシロップアンドソルト M2. ライドオンサウンド M3. 方々 M4. マーチ M5. fly me to the moon M6. 白い旗に白い手 M7. son M8. フォークロア M9. ショートホープ M10.インフルエンサー
で、そんなソラトネの曲順がどうやって決まったのかを書きたいと思います。アルバムタイトル決めと同じく、曲順決めというのも皆それぞれの想いがあるので、難航します。「各自、思う曲順を持ってこーい」という事で、出し合った結果が今の形に。確か僕とギターのケイさん案が大体同じで、最終的にケイさんの案になったような気がします。
曲順を決める上で、いくつかの要素を考える必要が
- 1曲目は掴みなので、今回のアルバムを象徴するような曲である事
- 最後の曲は締めに相応しい曲である事
- やっぱりアルバム終わりの方がドラマチックであって欲しい
- インストと、ケイさんがボーカルの曲があるので、それらはフックとしてバラけさせる
- イントロがギター始まり、ギター始まり、ギター始まり、と似た感じで続かない
- リズムやテンポなど、似た曲調が並ぶのは避ける
- とはいえ、曲調が前後で大きくずれると違和感があるのでそれは良くない
- 何といっても全体的な起承転結。ストーリー性。
など、今思いつくだけでも色々あります。
で、これらを満たすのがこの曲順なのです!そして、何と言ってもうまくいったと思うのが、アルバム全体を通してのストーリー性です。まあ最初の方の曲は入りとしてノリが良い感じですが、だんだんと歌詞も曲調も暗くなります。ですが、「son」「フォークロア」辺りから、アルバムジャケットのような、空と光が少しずつ見えてきたようになり、最後に「インフルエンサー」で行くぜー、という雰囲気で終わります。なんて恥ずかしい事を言ってしまいますが。
まあせっかくですから、ジャケットやら歌詞やら曲やら、そして曲順やらで何かしらのストーリーがあった方が、想像も広がりますよね。でも、もう後は皆さんでぜひ好きなように聴いて下さいませ。
あと、近いうちにレコ発ライブや、サイトリニューアルのお知らせもする予定です!そしてこのブログでは、ソラトネ収録曲の1曲1曲の背景も語っていきます!ソラトネ発売をきっかけに「見かけねえ顔だぜヤングタン」と思った方は、しばらくお付き合いくださいませ!
- アーティスト: YOUNG TONGUE
- 出版社/メーカー: abcdefg*record
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: CD
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