音楽の海外プロモーションについて少し考えた
ヤングタンのベースのタカノです。
本日ソラトネが発売されました!前回のアルバムの時は「あー、そういえばアルバム出てたー」みたいな感じでしたが、今回はドキドキしてます。ドキドキしてタワレコの展開なんかを見に行ってしまった。
ちなみに今日は色々と勉強になった日でした。音楽とか本がパッケージングされたものではなく、デジタルデータに移行していく中で、新たな流通というものを考えなければなりません。そうすると、海外でのプロモーションというものをインディーズバンドながらも考える必要があります。特にヤングタンはレコード店での視聴から購入に繋がりやすいバンドなので、店頭購入が減った分のマーケットを探さなければなりません。購入購入って言い方をするといやらしいですが、要は聴いてくれる人をどうやって増やすか、ということです。
で、本の場合、言語の壁があるのですが、音楽においてはそこまで言語の壁はありません。まあアメリカ人は英語で無いと嫌がる人は多いと言いますが、それは日本人だって同じで、だんだんと音楽好きな人はそこら辺のこだわりが薄くなってきている気がします。ヤングタンも意外と海外で聴いてくれている人が多いですし。
じゃあ海外でプロモーションをどうするか、というと、当たり前のアイデアですが、YouTube,MySpace,Facebook,Ustreamですかね。結構YouTubeで好きなバンドで検索してたまたま見つかった他のバンドの曲を聴いたり、自分と好みが合う人がお気に入りに登録しているバンドを聴いたりします。もちろんブログ経由でも。つまりは自分の好みに合うものを中心に聴いていく、自分と趣味が合う人のオススメするものを聴いていく、というのがこれからのスタンダードになるのではないでしょうか。実際、僕は本は信頼するブログの書評を読んで買っているし。
つまりは、もうミリオンセラーの時代は終わり、皆が同じCDを手に入れてそこに価値を見出す時代ではなくなったということです。ソーシャルの中から、どう聴いてもらうかを考えなければなりません。この時、海外展開を考えると、アメリカではもう当たり前のように使われているFacebookを使わないといけない、というのが結論です。
しごく普通の結論ですが、まだあんまり日本でFacebook活用して音楽プロモーションしている例が少ないなー、と残念に思ってエントリーしました。色々と聴いた所、アメリカでのFacebookの使われ方が予想以上だったので、これは考えなければならんと痛感したのです。そして、海外って遠いようで、意外と近くにあるぜ、というのも痛感してます。お前らがやれよ!という声が聞こえてきそうなのでこの辺で。この事はもうちょっと細かく考えてから、また書きたいと思います。
あと、ソラトネのレコ発ライブが決まりました!7月31日(土)、下北沢ベースメントバーです!詳細はまた今度!
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ソラトネの曲順はどうやって決まったのか
ヤングタンのベースのタカノです。
明日、ソラトネが発売になります。レコード屋は一日早く店頭に並びますので、今日にはPOPなんかが飾られているはずです。いやードキドキするなー。
12cm CD : AG-048 : 定価\2520(税別\2400) : 2010年4月 21日(水)発売 M1. ストロベリーシロップアンドソルト M2. ライドオンサウンド M3. 方々 M4. マーチ M5. fly me to the moon M6. 白い旗に白い手 M7. son M8. フォークロア M9. ショートホープ M10.インフルエンサー
で、そんなソラトネの曲順がどうやって決まったのかを書きたいと思います。アルバムタイトル決めと同じく、曲順決めというのも皆それぞれの想いがあるので、難航します。「各自、思う曲順を持ってこーい」という事で、出し合った結果が今の形に。確か僕とギターのケイさん案が大体同じで、最終的にケイさんの案になったような気がします。
曲順を決める上で、いくつかの要素を考える必要が
- 1曲目は掴みなので、今回のアルバムを象徴するような曲である事
- 最後の曲は締めに相応しい曲である事
- やっぱりアルバム終わりの方がドラマチックであって欲しい
- インストと、ケイさんがボーカルの曲があるので、それらはフックとしてバラけさせる
- イントロがギター始まり、ギター始まり、ギター始まり、と似た感じで続かない
- リズムやテンポなど、似た曲調が並ぶのは避ける
- とはいえ、曲調が前後で大きくずれると違和感があるのでそれは良くない
- 何といっても全体的な起承転結。ストーリー性。
など、今思いつくだけでも色々あります。
で、これらを満たすのがこの曲順なのです!そして、何と言ってもうまくいったと思うのが、アルバム全体を通してのストーリー性です。まあ最初の方の曲は入りとしてノリが良い感じですが、だんだんと歌詞も曲調も暗くなります。ですが、「son」「フォークロア」辺りから、アルバムジャケットのような、空と光が少しずつ見えてきたようになり、最後に「インフルエンサー」で行くぜー、という雰囲気で終わります。なんて恥ずかしい事を言ってしまいますが。
まあせっかくですから、ジャケットやら歌詞やら曲やら、そして曲順やらで何かしらのストーリーがあった方が、想像も広がりますよね。でも、もう後は皆さんでぜひ好きなように聴いて下さいませ。
あと、近いうちにレコ発ライブや、サイトリニューアルのお知らせもする予定です!そしてこのブログでは、ソラトネ収録曲の1曲1曲の背景も語っていきます!ソラトネ発売をきっかけに「見かけねえ顔だぜヤングタン」と思った方は、しばらくお付き合いくださいませ!
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1Q84 book3読み終わった
ヤングタンのベースのタカノです。
1Q84 book3を読み終わりました。相変わらず面白くて一気読みしました。読み応えもありました。未読の方もたくさんいると思うので、感想はあまり書きません。book4は出るのか?という事について、思う所をちょっとだけ書こうと思います。
結論からすれば、book4は出るでしょう。だって普通に考えてbook1(4-6月)、book2(7-9月)、book3(10-12月)となったら、1-3月が出ない理由が見つからない。むしろbook5(4-6月)となる方が面白いサプライズですが、そこまで時間軸を捻ったSF展開はやらないでしょう。
では、物語としてbook3は完結していたか?ですが、完結していたとも思います。ただ、続きは書けなくはないです。このまま続ける事も出来るし、別の人間を登場人物に持ってくる、作中作を取り入れる、また違った時間軸の1Q84年になるなど、異なる角度を持ってくることもあり得ます。時間を置いてから発売されたねじまき鳥第3部(元々第2部で終わっていたらしい)が、若干性格が変わった小説になったように、普通には続かないかもしれません。でも普通に続くかも。
ただ、村上春樹は本を3つ挙げるとしたら「カラマーゾフの兄弟」(他2冊はグレートギャッツビー、ロンググッバイだったかと)を入れているので、全4冊となればそれなりのスケールを想定すると思います。カラマーゾフの兄弟の書かれないまま終わってしまった続きは、純粋さの象徴だったアリョーシャが革命家になって死ぬまで、というお話になるはずだったらしいし。既に神とか悪魔とか宗教とかでお腹いっぱいなのに、革命とか政治とかまでだなんて。とすると、もう一つ大きなカテゴリーからbook4が書かれる可能性もあります。まあいずれにしろ、また楽しみが増えたので、1年か2年、気長に待つ事にしましょう。
さて、4月21日はヤングタンのソラトネの発売日です。明日にはレコード屋に並んでます。うわー。
今後、曲順に決めた想いや、1曲1曲それぞれがどんな風に誕生したか、僕らが思う聴き所なんかをブログにアップして行こうと思います!
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アリスインワンダーランド観た
ヤングタンのベースのタカノです。
今日はアリスインワンダーランドを観に行ってきました。3Dです。3Dの映画もいつの間にか3回目。アバターの時の3Dは、正しく体験という感じだったんだけど、今回のアリスでは、ティムバートンの世界観を奥行きを持って楽しみましょう、という感じかな。
まだ公開されたばかりなので、あんまり感想は書きません。でも面白かったです。割とティムバートンが好き勝手やっているような。やっぱり一筋縄のファンタジーやエンターテイメントでない気がします。
あとは、原作を読んでから観に行けば良かったなーと思いました。子どもの頃からアリスに親しんできた方であれば、「17年後のキャラクター・世界をこう表現したか!」「あのキャラクターをこう演技するとは!」なんて事を感じて欲しいと、ティムバートンや俳優陣が考え、楽しみながら映画を作った様子が感じられました。
ところで予告編でバイオハザード4をやってました。まあ相変わらずストーリーは何もなく、というよりも3Dによるエンターテイメント性を前面に押し出す事にだけ注力した作品に思えました。でも、それも良い事だと思います。どうせつまんない作品しか作れないのなら、「3Dという手法によって、観客にどんな体験をさせるか?」という事だけ考えて作ってくれれば、くだらんアクション映画でも新たな方向性になるかもしれない。今の3Dに慣れ親しんだ監督さんが、どんな斬新な撮り方をしてくれるのか?という数年後が楽しみになりました。
さて、今週水曜日21日に、ヤングタンの2ndアルバム「ソラトネ」が発売になります!レーベルのホームページでは先行予約を受けていたので、この土日にお手元に届いていた方もおります。その皆さんから「良かった!」という声を幾つか頂き始め、ホッとしていますw
自分たちでは良い作品が出来たーと思っていても、聴いてくれる方がどう思うか、というのは凄くドキドキするもんです。
まあとりあえず、21日(早い所では前日の20日)に全国のタワレコ・HMV、他CDショップにて「ソラトネ」が陳列されます。緊張するなー。実は「Humming.」の時はそこまでドキドキしなかったんだけどなー。CDショップでの陳列をご覧になられたら、ぜひ1枚写真を撮って送ってくださいませ!
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最近出会ったカッコイイ音楽
ヤングタンのベースのタカノです。
最近、新譜のソラトネの事ばっかり書いているので、たまには最近見つけたカッコイイYoutubeの映像でも紹介させていただきます。
shellacのAllTomorrow'sPartyでのライブ映像。こんなに斬新で前衛的なドラム破壊は無いので、この映像だけでも観てくれたら嬉しい。
Jonsi。シガーロスみたいでスゲーイイなーと思ってたら、シガーロスのボーカルのソロだった。
神聖かまってちゃんだと、この黒いたまごという曲が一番好きです。
エレカシの新曲。最近のエレカシ節だなーという感じもするけど、高音になるところとか、相変わらずありえないメロディーを作ってくれます。
最終的にヤングタンのダイジェスト版かよ!
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naturalgiftでのライブ写真その2
ヤングタンのベースのタカノです。
この間のライブの写真をアップします。スーパーカメラマンは引き続き佐藤マキさんです。間違えた。スペシャルビューティプロカメラマン。今回は、メンバーそれぞれのショットです。
ヴォーカルギターのシンノさん
ギターのケイさん
ドラムのミヤくん
タカノクソヤロウ
4/21発売の「ソラトネ」ダイジェスト版
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